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英検・TOEICを中心に英語学習における経験談を発信
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【英検1級/戦略編】英検1級ってどんな問題が出るの?TOEICと比較しての難易度は?

この記事では英検1級の問題の全体像についてこれから対策を始める方向けにざっくり解説します。

どのような試験を受ける際も、まずは相手を知ること、大きく全体像を捉えて、戦略的に対策を立てることが大切です。

私は英検1級を受ける前はTOEICを中心に学習してきたので、TOEICとの比較という観点でも考えてみます。

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私自身、英検については右も左も分からない状態でスタートしたので、その時の気持ちを思い出しながら書いていきたいと思います。

目次

リーディングの出題内容と攻略のポイント

時間:約70分(ライティングと合わせて100分)
問題数:41問(語彙問題25問、長文空欄補充6問、長文内容一致10問)

語彙問題が取れればスコアは安定する

まず、語彙問題だけで全体の6割以上(25/41)を占めることが特徴的です。

英検1級が語彙力を重視した試験であることが分かりますね。

出題される語彙レベルは高く、TOEICで900点以上取れる方でも対策なしでは英検1級の語彙問題には苦戦すると思います。

ただ、一部で言われるような「英検1級の語彙問題はネイティブでも知らないような単語が出題される」というようなことはありません。

ニュースや洋書を読んでいると頻繁に登場する実践的な語彙が出題されるので、英検1級の語彙対策は実生活においても役立ちます。

でる順パス単などの教材で基本的な英検1級の語彙を身に付けることで、安定して8割以上は取れるようになるので、頑張って対策しましょう。

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英検1級の受験に少しでも興味があればパス単だけでも早めに手に入れておくと良いです。後から楽になりますよ!

長文のトピックは幅広いが時間配分はTOEICの方がシビア

長文では政治・経済・歴史・科学・生物・宇宙など文理問わず幅広いトピックがテーマとなります。

難しい語彙が並びますが、決して難解でつまらない文章ではなく、知的好奇心をもって読むことができる良い問題だと思います。

また、TOEICのように大量の問題を処理するタイプの試験ではなく、読み応えのある文章をじっくり正確に読んでいくという解き方になります。

一方で、背景知識の有無によって読みやすさが変わってくる部分が少なからずあるので、その辺りは少し運要素もあるかもしれません。(その点純粋な英語力だけで読めるTOEICはある意味公平と言えますね)

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理系トピックが苦手な私は「記憶と脳細胞」に関する長文が全く理解できず、かなりの時間をかけたにも関わらず全滅したことがあります。(日本語で読んでも分からなかった、、)

対策としては月並みですが、

  • 地道に語彙力を上げること
  • ニュースサイトなどで歴史や自然科学系の文章を読みなれておくこと
  • 幅広い分野に興味を持つこと(最後の長文では欧米の近現代史がテーマになる傾向あり)

が有効な対策になると思いました。

ちなみに、私は時間があるときにBBC(https://www.bbc.com/)で興味ある分野のコラムを読むようにしていました。幅広い分野の語彙を学べるのでおすすめです。

リーディングのポイント
  • 語彙力を高めることがスコアを安定させるカギ
  • TOEICでは出ない語彙が出題されるので早期の語彙対策は必須
  • 幅広い分野に興味を持ち様々なトピックの英文に触れておく
  • 時間配分は問題数が多いTOEICの方がシビア

リスニングの出題内容と攻略のポイント

時間:約35分
問題数:27問(日常会話10問、専門分野10問、Real-Life形式5問、インタビュー形式2問)

特別なテクニックは不要

英検1級のリスニングは4つの大問で構成されており、様々なシチュエーションでのリスニング能力が試されます。

問題形式としては大きな癖のない良問であり、TOEICのリスニングで安定して450点以上取れている方であれば特に対策は必要ないと思います。

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「聞きながら読む&答えを探す」ことが求められるTOEICの方が試験としてのテクニックが必要と感じました。

設問ごとの音声はTOEICよりも長いですが、その分問題数としてはTOEICよりも少なく試験時間も短い(TOEICは45分で100問、英検1級は35分で27問)ため、試験の負担としては英検1級の方が少ない印象です。

TOEICでは出ることのないアカデミックな内容の大問2や、3分ほどの長いインタビューを聞くことになる大問4は多少の慣れが必要ですが、過去問演習を繰り返すことで対策としては十分だと思います。

リスニングのポイント
  • 癖のない良問であり特別なテクニックは不要
  • TOEICで出ないシチュエーションの大問2や大問4には過去問演習で慣れよう

ライティングの出題内容と攻略のポイント

時間:約30分(ライティングと合わせて100分)
問題数:1問
内容:社会的なテーマに対して3つの理由を挙げながら200~240字程度で自分の立場を述べる

一次試験突破のカギを握る最重要科目

英検1級のライティングでは「原子力発電は推進すべきか」といった社会的に賛否のあるテーマについて200-240字程度で英作文を書きます。

初めてみた時には果てしなく難しく感じるかもしれませんが、英検1級のライティングにはある程度”型”があるので、練習すれば必ず合格レベルの英作文を書けるようになります。

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採点は決して厳しくなく、多少のミスは多めに見てもらえます。私もスペルや文法のミスは多々あったと思いますが、それでも31/32と満点に近い評価をいただきました。

また、一次試験において唯一主観的な採点の入るライティングはリーディング・リスニングよりスコアが高く出やすい傾向があるので、一次試験突破のカギを握る最重要科目となります。

SNSを見ていてもライティングの高得点で逆転して一次試験合格というパターンをよく見ますね。

使える表現を身に付け、素早くアイデアをまとめる練習をしよう

英検1級のライティングとなると英文を自由自在に書く能力を求められると思うかもしれませんが、実際には文字数が限られているため、汎用性の高いテンプレートと表現をいくつか身に付けることで十分に対応できます。

また、トピックとなる社会的テーマの背景知識が不足していることに悩む方もいますが、英検1級のライティングは専門知識を問う試験ではありません。(日々のニュースは最低限チェックしましょうね)

基本的な英語力さえあれば中学生でも受かる試験なので、必要以上に時事問題の知識を詰め込む必要はないと思います。(そもそも各パラグラフで3~4文しか書けないので深い論述はできない)

私は以下の3つを重点的に練習しました。

  • 自分なりの論理展開の型を覚える
  • 汎用性の高い英語表現を身に付ける
  • どのようなトピックに対しても素早く3つのアイデアを出す練習をする

参考書としては植田一三先生の『英検1級 ライティング大特訓』がおすすめ。

明確な英文エッセイを書くための考え方と表現を学ぶことができます。

ライティングのポイント
  • テーマだけを見ると難しく感じるが、決して採点は厳しくなく高めのスコアが出る傾向
  • リーディング・リスニングで失敗したとしてもライティングで逆転できる可能性がある
  • 身に付けるべきは「論理展開」「汎用性の高い表現」「素早いアイデア出し」

スピーキングの出題内容と攻略のポイント

時間:約10分
内容:社会的なトピック5つの中から一つを選び、1分間の準備時間で2分間スピーチをする。その後4分間で面接官からの質問に答える

まずはライティング対策へ専念してOK

二次試験は約10間の面接となり、スピーキング能力が試されます。

5つのトピックから一つを選んで2分間でスピーチをする必要がありますが、トピック自体は一次試験のライティングとほとんど一緒なので、まずはライティング対策に専念して一次試験突破を目指すのが良いと思います。

スピーキングではより口語的かつ即興で自分の意見を述べることが求められますが、論理展開やアイデア出しはライティングで対策したことがベースになると思って大丈夫です。

原稿の暗唱ではなく自分の言葉で話す練習を

1分間の準備時間で、2分間綺麗なスピーチをするというのは、それこそ「ネイティブでも難しい」というレベルです。(試しに日本語でやってみると難しさが分かると思います)

そもそも、1分間という短い準備時間でパーフェクトな論理展開のスピーチをすることはほぼ不可能です。

採点についてはライティングと同様に決して厳しくなく、「絶対落ちた」と思っても実は受かっていたというケースもよく聞きます。

ですので、まずは「完璧なスピーチをする必要はない」ということを認識しましょう。

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にも関わらず、市販の参考書では100点満点のスピーチがモデルスピーチとして収録されており、私は「本番での再現性がない」と判断して、二次試験対策で参考書は一切使いませんでした。

ポイントしては、原稿の暗唱ではなく、拙くても自分の言葉で話す練習をすることです。

スピーチの練習をしていると、つい「どんなトピックにも使える万能テンプレ」といった安易な方法に走りたくなりますが、スピーチ後に4分間の質疑応答があることを考えると、自分の考えをシンプルな英語で話す練習をするのが結局は合格への近道だと思います。

二次試験対策は私が最も試行錯誤して苦しんだところなので、対策の詳細については別記事でまとめる予定です。

スピーキングのポイント
  • 一次試験のライティングの対策がスピーチ練習のベースになる
  • 完璧な論理展開のスピーチをする必要はない(そもそもできない)
  • 拙くても自分の意見を自分の言葉で伝える練習をしよう

まとめ

以上、英検1級の4技能で問われる問題とその攻略ポイントについてみてきました。

新しい試験にチャレンジするときは誰もが不安になりますし、初めて英検1級の問題を見た時はその難しさに圧倒されるかもしれません。

しかし、英検1級の問題であっても戦略的に対策することで、少しずつ解くことができるようになるので、是非前向きにチャレンジしてみましょう!

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