- 映画を使って楽しく英語を学びたい
- 映画「マイ・インターン」の魅力を知りたい
- 夢に向かって日々仕事を頑張る女性、カッコいい歳の重ね方を学びたい男性に
今回は紹介するのは、2015年公開のニューヨークを舞台としたおしゃれ系お仕事映画「マイ・インターン」です。
新進気鋭の女性経営者とシニアインターンの老紳士の交流がユーモアたっぷりに描かれ、夢に向かって仕事を頑張るエネルギーをもらえる作品です。
この記事では、僕が本映画の魅力をお伝えしつつ、お気に入りのシーンから実際の英会話で使えるフレーズを紹介していきます。
みなさんがこの映画で楽しく英語を学ぶ参考になれば嬉しいです!

とにかく作品全体を通して明るい雰囲気なのがお気に入り。何度見ても飽きないし元気になれる作品です。



英語学習では見ていてポジティブな気持ちになれるのって大事!
現代的なオフィスでの会話が中心なのでビジネスでも役立つ表現がたくさん出てくるよ。




映画「マイ・インターン」とは
ナンシー・マイヤーズ監督作
監督を務めるのラブコメ映画を得意するナンシー・マイヤーズ監督。過去作品でも女性ならではのファッション、インテリアデザインのセンスが光ります。
「結婚適齢期」「ホリデイ」などは聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
特にホリデイはインテリアデザインに見所がある作品!ロサンゼルスとロンドンの片田舎に住む女性が休暇中に家を交換するというというストーリーなのですが、明るく開放的なカリフォルニアの邸宅と、小さいながらも温かい英国風コテージのインテリアが同時に楽しめる作品です。





ただ、どちらの作品も女性目線でのストーリーなので個人的にはあまりピンときませんでした。笑
その点、「マイ・インターン」は「仕事」がテーマなので僕にも刺さる作品でした!
本作のあらすじ
舞台はニューヨーク・ブルックリンにオフィスを構えるファッション系のベンチャー企業。
アン・ハサウェイ演じる女性経営者ジュールズは若くしてビジネスで成功し、優しい夫と可愛い娘に囲まれプライベートも順調そのもの。
そんな彼女の会社にシニアインターンとしてやってきたロバート・デ・ニーロ演じる老紳士ベン。
当初は若者ばかりの職場で浮いてしまうベンですが、丁寧な仕事ぶりと穏やかで誠実な人柄により瞬く間に社内での信頼を獲得します。
そんな中、公私ともに人生の転機を迎えるジュールズは、ベンの温かなサポートを受けながら、困難な問題にひとつずつ立ち向かっていきます。
人から必要とされることの素晴らしさと、それに応えるための努力を優しく応援してくれる作品です。



ジュールズとベンの2人を中心として展開されるストーリーはいたってシンプル。英語の聞き取りに集中できます。
ベンの同僚の若手社員たちもみんなチャーミングなのが微笑ましい。
映画「マイ・インターン」の魅力


魅力1:デ・ニーロ演じるベンが魅せる男の理想像
この映画、とにかくベンの人柄がめちゃくちゃ素敵。
女性であればジュールズの魅力に目がいくと思いますが、僕は男なのでベンの立ち振る舞いに憧れますね!
ベンは完璧にスーツを着こなす紳士でありながら、決して偉ぶらず、孫のような年齢の同僚にも丁寧かつ気さくに接します。
自分の美学を貫きながらもそれを他者に強要することはなく、自らFacebookのアカウント作成にチャレンジしたりと、新しい価値観を柔軟に受け入れる寛容さがあります。
常に一歩引いた立場から周囲の人に気を配り、絶妙なタイミングで手を差し伸べるベンの生き方は、誰であっても憧れるかっこよさです。



こんな風に歳をとりたい!と思えるキャラクターです。僕はこの映画を見るたびに「少しでもベンに近づけてるかな?」と自分の振る舞いを見直します。
魅力2:新しい挑戦への勇気がもらえるストーリー
自分の夢をひたむきに追いかけるジュールズと、70歳にして全く経験のない仕事にチャレンジするベンのストーリーは、挑戦することの大切さを教えてくれます。
人生は常に学び続けて行動することで良い方向に変えていけると思うんです。
70歳にしてベンチャー企業に入るベンの姿を描くことで、行動するのに遅すぎるということなんてないんだよ、というメッセージを伝えたかったのかなと思います。
いくつになっても誰かの役に立って、周りから感謝されるような人になりたいですよね!そのために日々学んでより良い自分になっていきましょう!
魅力3:明るく開放的なニューヨーク・ブルックリンの街並み


多くの映画の舞台となり、作品によって様々な表情を見せるニューヨークですが、明るく開放的なブルックリンの街並みが描かれます。見ているだけで清々しい気分になれるような都会的な映像です。
レンガ造りの建物のインダストリアルな雰囲気に、みずみずしい草木の新緑がよく映えますね。
革新と伝統の両方の顔を併せ持つニューヨークは、そのままジュールズとベンの生き方を体現しているようで面白いです。



コロナが収まれば行ってみたい都市No1.は間違いなくニューヨークです!
いつか真似したい完璧な紳士ベンの言葉3選


今回の英語表現はベンの言葉からピックアップしました。
英語の勉強としてはもちろん、自分もいつかこんな言葉をさらっと言えるような紳士になりたいな〜、という思いで選んでいます。笑



毎日少しずつでも努力して理想の紳士になりたいね!



ただ、ロバート・デ・ニーロの包容力と声による格好良さは真似できん。。笑
年下のジュールズにさらっと敬意を伝える
(ふたりで一緒にFacebookアカウントを作りながら)



People who inspire you?
尊敬する人は?



Jules Ostin.
ジュールズ・オースティン
(ジュールズ、照れる)



I’m not trying to brown-nose you, but I’ve been in business a long time and I’ve never run across anyone quite like you. You do inspire, Jules.
お世辞で言ってるんじゃないんだ。長く働いてきたけど君のような人には出会ったことがない。本当に刺激を受けるよ。
一緒にFacebookアカウントを作っているときにさらっと敬意を伝えるベン。
いやー、めっちゃ紳士!
相手のことを尊敬していたとしても、それを素直に言葉に出すのってなかなか難しいですよね。それが年下であればなおさらです。
相手の良いところをスマートに伝えられる大人になりたいですね!
年齢や経歴は全く異なるベンとジュールズですが、お互いのことを尊敬している関係性がよく分かる素敵なシーンとなっています。



「I’m not trying to~」は「〜するつもりじゃないんだ」ということを表すのに便利な表現です!
さりげない会話の中でジュールズに自信を持たせる
(車で送った別れ際に)



You started this business all by yourself a year and a half ago, and now you have a staff of 220 people. Remember who did that.
君は一年半前にたった一人でビジネスをスタートさせて、今じゃ220人の従業員がいる。誰がそれをしたのか覚えてる?



Who? Um… Thank you.
(おどけて)誰だろ?…でもありがと。
超多忙なジュールズに対してのベンのさりげない気遣いが光るセリフです。
作中でジュールズがベンに対して「どうしてあなたはいつも適切なタイミングで適切なことが言えるの?」と言っていますがまさにその通りですね!
ジュールズがちょっと自信をなくしかけているときには、さりげなく褒めて元気付けるのはベンの職人芸です。



うーん、これが人間関係で一番難しいところですね!
いくつになっても挑戦する姿勢を忘れない
(インターンへの志望動機について)



I love the idea of having a place I can go every day. I want the connections, the excitement. I wanna be challenged, and I guess I might even wanna be needed.
毎日通う場所を持てることを心から望んでいます。社会との繋がりと活力が欲しいのです。おそらく、私は誰かから必要とされたいのだと思います。
最後にベンのインターンへの志望動機から、ベンの人生観が分かるセリフを選びました。
僕は人が働く本当の意味というのはお金や生活のためではなく、「人から必要とされている」という感覚をもつためだと思います。
どんなにお金や時間があったとしても、この感覚をなくしてしまうとすごく辛いはずです。
些細なことでいいので身近な誰かから必要とされる存在でありたいと改めて思わせてくれるベンのセリフでした!
まとめ
いかがでしたか?
映画「マイ・インターン」の魅力とベンの素敵なセリフを3つ紹介しました。
本当見ていて前向きな気持ちになれる映画ですし、アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロという名優による美しい発音の英語を堪能できます。
素直に自分も仕事や勉強を頑張ろうと思える映画なので、まだ見たことのない方は是非見てみてください!
- クリスマスの幸せな雰囲気に浸れるストーリー
- 感情を揺さぶる音楽
- 洗練されたインテリアと美しいロンドンの街並み



最後まで読んでいただきありがとうございました!
僕もいつかニューヨークに行ける日を夢見て英語の勉強を頑張ります!
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