- 海外ドラマ・フレンズを使って楽しく英語の勉強をしたい
- フレンズの魅力を知りたい
この記事では、フレンズ全236話を視聴済み→3周目に入っている僕が、フレンズがすべての英語学習者におすすめな理由を7つ紹介します。
海外ドラマを使っての英語学習に興味がある方に是非読んでいただきたい記事です。
フレンズって英語学習者のなかで有名だよね!
有名なのには理由があるよ!
毎日のようにフレンズを見ている僕がその理由を解説します!
そもそもフレンズとは?
「フレンズ」(Friends)は1994年から2004年に放送されたアメリカのテレビドラマで、ニューヨークを舞台に20代男女6人の日常を描いています。
コメディドラマとして大ヒットしたのはもちろん、20年たった今でも世界中で英語学習教材としても親しまれています。
実際に僕がフレンズを使った英語学習に興味を持ったのも、ドイツ人サッカー監督のユルゲン・クロップ監督がインタビューでフレンズをおすすめしていたからでした。
ドイツ人にとって英語を習得する最も簡単な方法は『フレンズ』なんだ。分かりやすい会話になっているし、あらゆる単語をとても短時間で理解することができる。これはおすすめだよ。
引用元:FOOTBALL ZONE WEB
へぇー。世界的に有名なんだねぇ。
フランス人の同僚ともフレンズの話題で盛り上がったよ!
外国人との会話のネタにもなるってことね!
キャラクター紹介
フレンズで登場するメインキャラクターは6人!
ほぼこの6人だけでストーリーが展開するので、複雑な人間関係を覚える必要がなく、英語学習に集中することができます。
レイチェル・グリーン(Rachel Green)
お金持ちで世間知らずのお嬢様。
歯科医との結婚が決まっていたが、挙式当日に逃げ出し、自立するためにカフェで働き始める。
無邪気でわがままだが、6人のなかでは意外と常識人寄り。レイチェルの仕事面での成長も作品の見どころ。
ロス・ゲラー(Ross Geller)
博物館で勤務する古生物学者。子どもの頃から恐竜が好き。
妻と離婚して落ち込んでいたところに、昔片想いしていたレイチェルが現れる。
不器用で頑固なものの、情に厚くて妹想いの愛されキャラ。
モニカ・ゲラー(Monica Geller)
レストランで働く料理人。ロスの妹。
レイチェルのルームメイトかつ高校時代の親友。
普段はしっかり者だが、超負けず嫌いな性格が災いして暴走することも。モニカのリビングがみんなのたまり場。
チャンドラー・ビング(Chandler Bing)
データ分析の大企業に勤務する会社員。ロスは大学時代の親友。
常にジョークを言っていて、人を笑わせることが大好き。
仕事はサボっているように見えて、実は結果を出しているらしく順調に出世中。
フィービー・ブッフェ(Phoebe Buffay)
マッサージ師兼ミュージシャンの自由人。スピリチュアルなパワーの持ち主。
モニカとは以前ルームシェアをしていたが、あまりに潔癖なモニカについていけず断念。
発想はかなりエキセントリック。でも仲間想いなのはみんなと一緒。
ジョーイ・トリビアーニ(Joey Tribbiani)
俳優志望のイタリア系アメリカ人。チャンドラーとは親友でルームメイト。
オーディションは泣かず飛ばずでもいつも明るく陽気なナイスガイ。
言動は子供っぽいが、女性の扱いが天才的にうまいため、異常にモテる。
すべての英語学習者におすすめな7つの理由
海外ドラマ「フレンズ」がすべての英語学習者におすすめな7つの理由
・キャラクターが魅力的
・1話20分完結型
・圧倒的な会話量
・発音がはっきりしていて聞き取りやすい
・仕事・日常生活で使いやすい表現
・アメリカの文化に触れられる
・全年代にささる普遍的なストーリー
キャラクターが魅力的
フレンズの登場人物は変人揃いですが、みんなが友達想いで本当に「いいやつ」なんです。
誰かが仕事や恋で成功したときに、全員が心から喜んで祝福するのですが、僕は彼らのそんな関係性が大好きです。
最終回が近づくにつれて、仲の良い友達が引っ越してしまうような、何とも言えない寂しい気持ちになります。
毎日見ているとまるで本当の友達みたいな気になってきます。
それはちょっと危ない気が、、笑
1話20分完結型
20分で終わる、これがフレンズの良いところです。
特に初心者のころはセリフを聞き取るだけでかなり神経を使うので、1話50分ぐらいあるドラマを見るのは結構大変なんです。
集中力の切れた状態でだらだらと長時間見るより、20分と時間を決めてフレンズに集中しましょう。
- プリズン・ブレイク(Prison Break):45分
- ホームランド(Homeland):50分
- スーツ(Suits):40分
- ブレイキング・バッド(Breaking Bad):50分
圧倒的な会話量
フレンズでは常に誰かが喋っています。
情緒的な風景描写とか、沈黙で魅せるシーンとか、そういった場面は基本的に出てきません。笑
テンポの良い掛け合いによって、どんどん笑いを生み出していくので、どっぷり英語に浸ることができるんです。
発音がはっきりしていて聞き取りやすい
シットコムというジャンルの性質上、役者はみんなはっきりした発音で会話します。
テレビドラマと舞台演劇の中間みたいなイメージですね。
こうしたセリフの聞き取りやすさも世界中の英語学習者から支持される理由なんでしょうね〜。
仕事・日常生活で使いやすい表現
フレンズではごく普通のアメリカ人男女の日常生活が描かれます。
それは我々一般人が実際の会話で真似しやすいような英語表現がたくさん出てくるということ!
「プリズン・ブレイク」は最高のドラマですが、出てくる会話のほとんどは刑務所の中ですからね。
アメリカの文化に触れられる
アメリカ人の文化や考え方を知ることができるというのも大きな魅力です。
僕は毎シーズンThanksgiving(感謝際)回で、巨大な七面鳥が出てくるたびに笑いそうになります。
個人的には、どんどん転職しながらキャリアアップしていくという考え方が新鮮でした。(今後は日本もそうなっていくと思いますが)
全年代にささる普遍的なストーリー
フレンズを見ていると文化の違いに驚く一方で、「あー、こうゆう会話友達とするよね」って共感できるシーンもすごく多いんですね。
例えば、チャンドラーとジョーイの男子トークは、男の考えることなんて国や時代が違っても大して変わらないんだな、ということが分かってすごくほっこりします。
登場人物たちが抱える悩みや葛藤は、言語や文化・年代の壁を超越した普遍的なものであるからこそ、今なお世界中で愛される作品になったのだと思います。
ちょっとした注意点3選
ここまで読んで「ちょっとフレンズ見てみようかな」と思っていただいた方に向けて、少し気をつけていただきたいポイントを紹介します。
意外と難しい
なぜか「フレンズは簡単!」「初心者向け!」みたいな風潮ってありませんか?
でも待ってください!
フレンズは、英語教材ではなく、あくまでも「ネイティブがネイティブの大人向けに作ったコメディドラマ」です。
なので、普通の日本人の英語学習者が初めて見ると「速い!難しい!」と感じるのは当然なんです。
ただ、そう感じる原因は英語力のレベルというよりは、ナチュラルスピードの会話に慣れていないということの方が大きいです。
ですので、僕の意見としては、英語レベルにかかわらず積極的に海外ドラマを見て、早いうちからナチュラルスピードの会話に慣れておくことが大切だと思います。
ちなみに、僕は初見時TOEIC800点ぐらいでしたが、ほとんどストーリーが分かりませんでした。笑
聞き取れなくても落ち込む必要は全くないってことね!
シットコムに合わない人はいるかも
シットコム特有の大げさな演技と観客の笑い声がちょっと苦手、、という方もいるのではないでしょうか。
まあ、それは個人の好みの問題なので、そういった方は無理に見る必要はないと思います。
ちなみに僕の場合は、幼少期から吉本新喜劇を見て育ったので、何の違和感もなく受け入れることができました。(新喜劇と比べるとむしろ自然な演技ですね。笑)
時代がちょっと古い
これは一長一短な部分ですが、90年代半ばのお話なので出てくる表現や文化が少し古いというのは否めません。
ブラウン管テレビや公衆電話、ポケベルといった古の時代のガジェットたちが現役で活躍しています。
ただ逆に10代の方が見ると、こてこての90年代ファッションやスマホの存在していない世界を知ることができて新鮮に感じるかもしれませんね。
90年代ってこんなことやってたんだ!っていう驚きが結構あります。
まとめ
今回は僕の英語学習の友であるフレンズを紹介させていただきました。
溢れんばかりのフレンズの魅力を少しでもお伝えできていれば嬉しいです。
もちろんはじめは英語のスピードについていけないと思います。
ですが、それは英語を学ぶ人誰もが経験することなので、恐れずに挑戦してみましょう!
そして、いつの日かうまく外国人とコミュニケーションが取れた時に、「あ、これフレンズでやったやつだ!」と思える日が必ず来ます。
そんな自分になるために、フレンズの6人が頼もしい味方になってくれるはずです。
海外ドラマ「フレンズ」がすべての英語学習者におすすめな7つの理由
・キャラクターが魅力的
・1話20分完結型
・圧倒的な会話量
・発音がはっきりしていて聞き取りやすい
・仕事・日常生活で使いやすい表現
・アメリカの文化に触れられる
・全年代にささる普遍的なストーリー
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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