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アニメ「スパイファミリー」に登場するデザイナーズ家具について調べてみた!フォージャー家のインテリアをチェック!

2022年4月よりテレビアニメが放送中のSPY×FAMILIY(スパイファミリー)。タイトルの通りスパイアクションとホームコメディがミックスされた作品です。

この原作漫画の表紙には有名な名作チェアが描かれますが、実はアニメの作中にもデザイナーズ家具が登場します。(→表紙の名作チェアについての解説はこちら

そこで今回の記事ではフォージャー家のリビングを彩るデザイナーズ家具について紹介します!

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デザイナーズ家具はうまく取り入れることでインテリアが華やかな雰囲気になるのでおすすめです。フォージャー家のインテリアを参考にしてみてはいかがでしょう?

目次

フォージャー家のインテリア

フォージャー家のインテリアは全体的に明るくて暖かい印象。広々とした空間にゆとりをもって家具が配置されています。

おしゃれなインテリアなのは言うまでもありませんが、よく見ると漫画の表紙と同様にあちこちに名作家具が配置されています!

スクロールできます
作品
作品名LC2タリアセン1PH5イームズ シェルチェア
デザイナール・コルビュジエフランク・ロイド
・ライト
ポール・ヘニングセンチャールズ&レイ・イームズ
発表年1928年1925年1958年1953年

ストーリーやキャラクターも魅力的な「スパイファミリー」ですが、背景となるインテリアにも注目してみましょう。

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それでは早速ひとつずつ見ていきましょう!

ソファ:LC2(ル・コルビュジエ)

画像引用元(https://www.cassina-ixc.jp/shop/g/g4900003740865/
基本情報
  • 作品名:LC2
  • デザイナー:ル・コルビュジエ(1887~1965年, スイス/フランス)
  • 発表年:1928年
  • 正規品取扱:カッシーナ

まずフォージャー家のリビングの主役と言えるのが、第1巻の表紙にも描かれるル・コルビュジエの名作ソファLC2

シンプルでありながら重厚な雰囲気のあるLC2は、モダンなインテリアによく馴染むので今でも世界中で愛されています。オフィスやホテルのラウンジなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

装飾を排したスタイリッシュなデザインは、冷静沈着で合理的なロイドのイメージにぴったりですね。

画像引用元(https://www.cassina-ixc.jp/shop/g/g4900003740865/

一般的には上の写真のようなモノトーンでモダンなイメージのあるLC2ですが、フォージャー家のリビングのような明るくレトロな雰囲気にも意外とマッチします。

あえて少しレトロで暖かみのあるデザインの家具と合わせることで、LC2のモダンでクールな佇まいがより際立つ印象です。

フォージャー家のリビングは、モダンなデザイナーズ家具を日常的なインテリアの一部としてうまく落とし込んでいる好例と言えるのですごく参考になります!

価格はどのくらい?

フロアライト:タリアセン1(フランク・ロイド・ライト)

画像引用元(https://shopping.yamagiwa.co.jp/
基本情報
  • 作品名:タリアセン1
  • デザイナー:フランク・ロイド・ライト(1867~1959年, アメリカ)
  • 発表年:1925年
  • 正規品取扱:ヤマギワ

続いて、フォージャー家のソファ横の照明として登場するのが、「近代建築の父」フランク・ロイド・ライトのタリアセン1。作中で登場するものは少しディティールが異なりますが、タリアセン1をモデルにしているといっていいでしょう。

フランク・ロイド・ライトはカウフマン邸(落水荘)やグッゲンハイム美術館の設計で有名な20世紀を代表する建築家。他のモダニズムの建築家と比べると、より自然との調和を重視した温かみのあるデザインなのが特徴です。

画像引用元(https://shopping.yamagiwa.co.jp/

タリアセン1は、フランク・ロイド・ライト自らが設計した別邸タリアセンのインテリアのための照明器具としてデザインされました。

直線的でシンプルなデザインですが、木の暖かみと優しい光により見ていて心が落ち着くランプです。

フォージャー家のリビングには、ル・コルビュジエとフランク・ロイド・ライトという近代建築の巨匠2名のデザインが上手く共存しているのが面白いですね!

価格はどのくらい?
  • 正規品:14万円
  • リプロダクト品:5万円

ペンダントライト:PH5(ポール・ヘニングセン)

画像引用元(https://www.louispoulsen.com/ja-jp/catalog/private/pendants/ph-5?v=90293-5741918142-02&t=spareparts
基本情報
  • 作品名:PH5
  • デザイナー:ポール・ヘニングセン(1894~1967年, デンマーク)
  • 発表年:1958年
  • 正規品取扱:ルイス・ポールセン

次に、フォージャー家のダイニングテーブルを照らすのが、ポール・ヘニングセンのPH5。北欧デザインファンであれば一度は目にしたことがあろう名作ペンダントライトです。

コペンハーゲン生まれポール・ヘニングセンは北欧ミッドセンチュリーを代表するデザイナーとして、多くの照明器具をデザインしました。

画像引用元(https://www.louispoulsen.com/ja-jp/catalog/private/pendants/ph-5?v=90293-5741918142-02&t=spareparts

PH5の最大の特徴は、緻密な計算によってデザインされたシェードの形状。このシェードが優しく上品な光を生み出し、柔らかく空間を満たしてくれます。

その独創的で美しいフォルムが、光を放っていないときでも空間を華やかに彩ります。

日照時間が短い北欧で暮らす人々は、少しでも室内を明るく心地よい空間にするために「光をデザインする」ことを大切にしてきました。そのため北欧からは優れたデザインの照明が数多く生まれ世界中で愛されています。

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光によってインテリアの印象は大きく変わるので、照明から見直してみるのはおすすめです!

価格はどのくらい?
  • 正規品:13万円
  • リプロダクト品:1~2万円

壁掛けアート:イームズ シェルチェア(チャールズ&レイ・イームズ)

画像引用元(https://store.hermanmiller.co.jp/c/chairs/lounge_dining_chairs/DSW/DSW_BKOUZF
基本情報
  • 作品名:LC2
  • デザイナー:チャールズ&レイ・イームズ(1907~1978年, 1912~1988年, アメリカ)
  • 発表年:1950年
  • 正規品取扱:ハーマンミラー

最後に、フォージャー家の壁掛けアートのモチーフとして、このイームズ シェルチェアが描かれます。

ミッドセンチュリーを代表するチェアであり、比較的安価なのでオフィスやカフェなどで目にしたことがある方も多いかと思います。

シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションが魅力のチェアです!

革のソファと並べても自然と馴染むデザイン

リプロダクト品ではありますが、僕も部屋にひとつイームズ シェルチェアを置いています。

どんなインテリアにも合わせやすいナチュラルなデザインでありながら、空間に程よいアクセントを加えてくれるので気に入っています。

見た目以上に座り心地も良く、価格も手頃なのでミッドセンチュリー家具の入門としてお部屋にひとついかがでしょうか?

価格はどのくらい?
  • 正規品:5万円
  • リプロダクト品:4000~10000円

まとめ

いかがでしたか?

デザイナーズ家具というと敷居の高そうなイメージがあるかもしれませんが、インテリアのアクセントとして取り入れると空間が華やかな雰囲気になります。

ソファのような大型家具はなかなか難しいですが、照明や小ぶりなチェアなどであれば気軽にトライすることができると思います。

さりげなくデザイナーズ家具を生かしているフォージャー家のリビングを参考にしてみてはいかがでしょうか?

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最後まで読んでいただきありがとうございました!
スパイファミリーは漫画の表紙とエンディングにも多くの名作デザインが登場します。興味のある方は以下の記事も読んでみてください!

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