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【英検1級/番外編】英検1級取得者のレベルって?今の私が出来ること&出来ないこと(留学なし社会人の場合)

この記事では英検1級を取得した現時点で私が出来ること&出来ないことを整理してみました。

英検1級合格というと世間的には一括りにされますが、実際には合格者の中でもレベルは人それぞれです。

ネイティブに近いような超上級者もいれば、私のような上級者の入り口に立ったばかりの人もいるので、なかなか一括りにできるものではありません

私のリアルなレベルをお伝えすることで、今後英検1級にチャレンジされる方が学習計画を立てる参考になれば嬉しいです。

目次

リーディングで出来ること&出来ないこと

◯ 一般的なニュース記事は問題なく読める

英検1級の語彙問題対策にしっかり取り組んだことで一般的なニュース記事であればほぼ辞書なしで読めるようになりました。

英検1級の語彙は日常生活では使わないなんてことはなくて、ニュースを読んでいたら頻繁に出くわすものばかりです。

毎朝英語でニュースをチェックすることが日課になったのは、英検1級の勉強を始めてよかったなと思える点のひとつです。

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英文ニュースの多読は手軽に読めて(しかも無料!)英作文や二次試験の準備にも繋がるので、英検1級語彙問題の対策におすすめです。

× 専門書・小説ではまだまだ知らない語彙が多い

一方で専門書や小説となるとまだまだ語彙力の不足を感じます

特に小説はニュース記事と違って展開の予想が難しく、使用される語彙も幅広いので難しく感じますね。

こうしたネイティブ向けの英語コンテンツを真にエンジョイできるようになるまで語彙学習は続けていきたいと思っています。

リスニングで出来ること&出来ないこと

◯ ニュースや英会話は8割以上は聞き取れる感覚がある

英検1級のリスニング問題では幅広いシチュエーションでの聞き取り能力が問われます。

この対策をしたことで、日常生活でのニュース番組や仕事での会議で「何を言ってるのか分からない」ということは大きく減りました

もちろん、完璧に聞き取れているわけではありませんが、相手が何を言いたいのかは正しく理解できている感覚です。

× 洋画やドラマを字幕なしで見れるレベルには程遠い

対して、洋画やドラマを字幕なしで見るのは今でもやっぱり難しいです。

日常会話ではあれば相手はこちらがノンネイティブであることを考慮してくれますし、自分に直接関連するトピックなので理解しやすいですが、洋画やドラマではそうはいきません。

それらを完全に理解するためには純粋なリスニング能力だけでなく背景にあるカルチャーも理解する必要があるので、難易度はかなり高いですが、長期的な目線でそのレベルを目指したいと思っています。

ライティングで出来ること&出来ないこと

◯ 仕事のメールは翻訳ツールに頼ることが大幅に減った

英検1級英作文の対策を集中的にしたことで、仕事のメールで翻訳ツールに頼ることが大きく減りました

やはり、自分で一から文章を考えてそれをアウトプットするという作業は非常に良い練習になると感じました。

また、英検1級のライティングは自分の思考を論理的に整理する良い練習にもなりますね。

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ちなみに、これは英検1級にはあまり関係がないですが、仕事でのメールはこちらが思う以上に相手は細かい部分は気にしていません(というか読んでいない)。なので、細かな文法や表現は気にし過ぎずにどんどん書いて慣れるのが一番です。

× 英検以外のライティング試験を受けるには一から勉強が必要

ですが、英検1級を取ったからといって英文を自由自在に書けるようになったとは思っていません

TOEFLやIELTS、国連英検などを受ける際は、また一からその試験用のライティング対策が必要になるでしょう。

文章を書くという作業はたとえ母国語であっても時に難しく感じる奥深いものなので、そう簡単に英文ライティングはマスターできるものではないと受け入れるのが大切だと思っています。

スピーキングで出来ること&出来ないこと

◯ 仕事での会議では問題なく意思疎通が可能

英検1級対策での語彙力強化、英作文練習、二次試験対策、その全てがスピーキング能力の向上に効果があったと感じています。

仕事での会議では、以前より使える表現が増えましたし、発話もスムーズになったのではないかと思います。

かつては自分が英語でプレゼンをしたり、電話会議をするなんて想像もつきませんでしたが、英検1級合格に向けて勉強してきたことで、いつの間にかそれが日常になりました。

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人前で英語を話すためには、純粋なスピーキング能力だけでなく、メンタルの部分の影響が大きいです。私は英検1級二次試験で一定以上の客観的評価を得られたことは自分の中で英語を話す自信になりました。

× シリアスな交渉の場では圧倒的な語彙・表現の不足を感じる

とはいえ、私が自信を持ってプレゼンや会議での発言ができるのは、周囲のサポートのある友好的な雰囲気での場に限っての話です。

ひとつの言葉が命取りになるような、難易度の高いシリアスな交渉の場では正直ほとんど使い物になりません

そうした場でもスマートに対応できるようになるためには、もうひとつ上のレベルの英語力を身に付ける必要があると痛感しています。

まとめ

以上、ここまでなるべくリアルに英検1級を取得した時点で私が出来ること&出来ないことをまとめてみました。

感じ方は人それぞれかと思いますが、私がお伝えたいのは英検1級は決してネイティブレベルが求められる試験ではなく、英語学習におけるゴールでもないということです。

英検1級に合格を目指すうえでのひとつの参考になれば嬉しいです。

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