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【英検1級/戦略編】社会人にとっての英検1級取得のメリットって?

この記事では社会人にとっての英検1級取得のメリットについて考えてみたいと思います。

もちろん、英検1級取得を目指す動機やそれによるメリットは人それぞれなので、あくまで私個人の意見として読んでいただければ幸いです。

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私自身は社会人になってから英語を使う機会が増え、独学で勉強して英検1級を取得しました。この記事が少しでも皆さまのモチベーションに繋がれば嬉しいです。

目次

社会人にとっての英検1級取得のメリット5選

1. 英語を使って仕事をする自信になる

英検1級取得により4技能について客観的に一定以上の評価を得られたことで、人前で英語を使って仕事をすることに今まで以上に自信を持てるようになりました

特に今まで避けていたライティング・スピーキングでの評価を得られたことは大きかったです。

社会人として英語力を伸ばしていくためには、失敗を恐れず実践で英語を使っていくことが大切になるので、自分の英語力に自分なりの自信を持てるかはかなり重要だと思います。

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英語でメールを書いたりプレゼンをする際の精神的な安心感が増した感じがします。

一方で、社内や転職市場での評価を直接的に高めるためには、英検1級よりもTOEIC LRで高得点を取る方が手っ取り早いと感じました。

というのも、社会人であれば多くの人が一度は受けたことのあるTOEICと比べると、英検1級は受けたことがある人自体が少ないので、うまくレベル感が伝わらないんだと思います。

英検1級は周囲からの評価より自己評価を高めるのに役立つといったところでしょうか。

2. ビジネスで役立つ論理的思考力を鍛えられる

英検1級のライティング・スピーキング対策は、ビジネスシーンで必要な論理的思考を鍛える良い練習になると感じました。

例えば、「原子力発電を推進すべきか」といったような社会的に賛否のあるテーマについて、短時間で自分の意見をまとめ、分かりやすい論述・スピーチをするためには、論理的でクリアな思考をすることが不可欠です。

私が普段仕事で意識していることが英検の対策でそのまま役に立ちましたし、逆に英検のライティング・スピーキングで練習したことが仕事で生きたこともあったので、英検1級対策とビジネスには相乗効果があると思います。

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もしも私が学生のときに英検1級を受けていたら、もっとライティング・スピーキング対策に苦労していたと思います。それぐらい普段の仕事と英検1級の対策には親和性があると感じました。

特に、ライティング・スピーキングのアイデア出しについては仕事での経験が生きたと感じるので、別記事でまとめています。こちらも参考にしてもらえると嬉しいです。

3. 英語でニュースや洋書を読む語彙力が身に付く

英検1級のリーディングは語彙問題が全体の6割を占めるので、一次試験突破には語彙力の強化が必要不可欠です。

一部では、「英検1級の語彙問題はネイティブでも知らないような語彙が出題される」なんて言われることもありますが、実際にはそのようなことはなく、ニュースや洋書では頻繁に目にする実践的な語彙ばかりです。

私は英検1級の語彙対策をしたことで、一般的なニュース記事であればほぼ辞書なしで読めるようになりました

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専門誌や洋書を読んでいるとまだまだ知らない語彙が多いですが、それでもかなり読むストレスは減ったと感じています。

TOEICで出題される語彙はビジネスシーンで使用されるものに限られるので、例えば政治や戦争、宗教や科学といった現実世界で起きていることを知るには不十分です。

英検1級の語彙を学ぶことで英語で理解できる世界の範囲が広がると感じました。

4. ライティング・スピーキングの客観的評価を得られる

英検1級を受けることで、自分では評価しづらいライティング・スピーキングの客観的評価を得ることができます

ビジネスで英語を使っていても、意外と英語力についてのフィードバックを周囲から得られることってなかったりします。

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ビジネスの場では英語ネイティブ・ノンネイティブが入り混じって議論するので、シンプルな表現で伝わればOKという感じ。相手の発音や文法について指摘することはむしろタブーという雰囲気さえあります。

ライティングでは「内容・構成・語彙・文法」、スピーキングでは「ショートスピーチ・インタラクション・語彙文法・発音」の項目で採点されます。

もちろん、それだけが全てだとは思いませんが、英語のアウトプット能力について客観的に見つめ直し、今後の学習に役立てる良いきっかけになりました。

【私の採点結果/ライティング】文法には不安がありましたが、満点評価をもらえたことで少し自信になりました
【私の採点結果/スピーキング】発音についてはまだまだ改善の余地がありそうです

5. 英語に触れることが日常生活の一部となる

私は英検1級の学習を通して英語学習が日常生活の一部となりました。

帰国子女でもない限り、社会人として働きながら英検1級に合格するためには、ある程度まとまった時間の英語学習を継続する必要があります。

その過程で総合的な英語力をバランス良く伸ばすことができるので、英語を読んだり聞いたりすることの負荷が軽くなった実感があります

例えば、私は英検1級の対策時から継続してNHKの英語版ニュースを毎日の日課としてチェックしているのですが、英語の勉強という感覚はすでになく、完全に日常生活の一部となっています。

徐々にではありますが、「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」という段階に移行しているのかなと感じています。

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これからは積極的に英語で新しい知識を学ぶことにチャレンジしていきたいと思っています。

まとめ

以上、社会人が英検1級を取得することのメリットについて考えてみました。

私自身、英検1級は必要に迫られてとったというよりは、趣味の延長でとったようなものですが、それでも日々の生活におけるメリットを感じています。

この記事がこれから英検1級にチャレンジされる方のモチベーションになれば嬉しいです。

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